neko13


2017年に突入してはや6日。

仕事始めを迎えたところも多く、未だ冬休みで羨ましい学生さん以外は通常モードに切り替わったことでしょう。


そんな中、例年この時期テレビや新聞等で見られる話題のひとつに「今年の株価予想」があります。




株価=景気ではありませんが



まあ今年の株価予想というより、今年の景気動向についての考察ですね。

ただ、景気というのはそう簡単に数字で計れるものでもありません。

ですので、毎日変動しておりその推移が分かりやすい”日経平均株価”で、ある程度景気の動向を見極めようとします。


「株価が上がってもウチらの生活には何の影響もない」という声もよく耳にしますし、実際そうだとは思いますが、まあ上がるに越したことはないよね、くらいのスタンスで捉えれば十分かと思います。

少なくとも「株価暴落!世界恐慌!!」なんて騒がれるよりは気分的に良いですしね。




大発会上昇の勢いに乗れ!!



で、さっそくふたを開けてみたら大発会(年始の証券取引開始日)の1月4日、日経平均株価は前営業日比約480円高で引けました。

年初はご祝儀相場と言われながらも大発会は下げ続けていた例年の流れを断ち切る、なんとも力強い上昇に今後の期待が高まります。


案の定、経済アナリストら専門家による株価予想も楽観的な意見が目立ちます。

勿論意見は分かれて当然ですので下降を予想する方もいますが、まずは昨年末から世界的に株価が上向いてきた最大の要因である米トランプ大統領就任に注目が集まっている状況。

わたしも個人投資家として株取引には10年以上携わっていましたが、今年ほど予測が難しく、かつスリリングな相場はないと考えております。





FX




株式投資の格言



とはいえわたくし、株式取引は昨年6月をもって取りやめておりました。


理由は「相場を見続けることに疲れたから」


一旦相場の世界には入ってしまえば、常に変動する株価が気になって仕方ありません。

自分が株を持ってない状態でも、株価の変動はすなわちチャンスの到来でもあります。


株式投資の格言で「頭と尻尾はくれてやれ」というのがありますが、これは株価の変動すべて、すなわち最底値で買って最高値で売るというのは無理である、その中間だけ取れれば御の字という、欲を張りすぎて失敗しないよう戒めるもの。

また、株式投資の神様ウォーレン・バフェット氏も、”個人投資家は全ての球(株)に手を出す必要はない、絶好球だけ待ち続ければいい”旨の発言をしております。


これらの意味は十分理解出来ますが、株価が変動するということは、やはりそこに利益が生じるもの。

「こういう値動きになるのでは?」と予想していたのに、迂闊に手を出すべきではないと戒めているときに限って予想通りに変動しがちです。

「ほら!やっぱり買っときゃ良かった!!」と地団駄を踏むことに疲れたんですね。

そうやって手を出し過ぎると、うまくいくことがあっても最終的には爆死することは目に見えているのに、目先の機会損失だけ見て悔しさが増す始末。


嗚呼、株式投資あるある。


そんなことを考えるのに疲れて、相場の世界から遠ざかったのでありました。


ですが・・・。





FX2




株式投資を始めると世界情勢が気になる!



世界情勢への関心。

実はこれが株式投資を行っているとき一番楽しかったりすることです。

楽しい、というのは情勢の内容によっては不謹慎な表現になりますが、とにかく世界各国で巻き起こる様々な事柄から目が離せなくなります。

世界情勢は日経平均株価や関連個別銘柄だけでなく、各国通貨レートにも直結します。

先進国の政治や経済状況、外交問題やエネルギー問題にテロや地震など、何かあれば即座に影響が及ぼされます。

それゆえ、ネットを通じて配信される各々の速報には目が離せません(テレビや新聞では情報が遅すぎます)。

それら情報には嫌でも関心を持たざるを得ませんが、同時に知識も備わってきますので、そこら辺の専門家にも負けない議論が出来る気がしてきます。
(ホント、”気がする”だけでニワカ極まりないですが・・・。)


それはともかく、普通あまり関心がない「米国雇用統計」にも異常に神経質になったり。

米国雇用統計はその名の通りアメリカの雇用情勢を数値化したもので、その及ぼす影響は計り知れず、即座に為替レートや米国金利、ダウに反映され、当然日本の株価にも影響を与えます。

ちなみにこの米国雇用統計、毎月第一金曜日の夜、すなわち今夜発表されますので、投資家の方々は今から気が気ではないことでしょう。

発表後は必ずテレビのニュース番組でその数値に触れますが、気にしない方は報道すら意識していないかと思います・・・。


とにかく株にせよ為替にせよ、この世界に身を置けば日々退屈することはありませんし、職場でも仲間内でも政治経済に長けた存在になれることでしょう。




取り残される!?



しかしながら、一旦相場から離れれば、それらの情勢も気にはなりますが相場の世界に身を置いていた頃から比べると関心は薄くなります。

それは同時に株価や為替の推移からも解放されたことを意味し、10年どっぷり浸かっていた立場からすれば気楽なことこの上ありません。


ただ、それもせいぜい半年経てば変わります・・・。



なにやら世界から取り残されているような焦燥感が襲い掛かってくるのです!! (ほとんどビョーキ)



まあ、それは言い過ぎですが、先のイギリスEU離脱問題や米大統領選をそこそこの関心度でスルーしてしまったことを改めて自分でも驚いています。

いえ、もちろん動向は注視していましたが、食い入るようには見てなかったですから。

投資活動していたらEU離脱投票にせよ、米大統領選にせよ状況を逐一チェックしていたハズ。

そういう今までの自分も悪くないかなと。


また、充電期間は十分得られたというリフレッシュ感もあります。




neko11




戦場に立つ!



株や為替は成功にせよ失敗にせよ、場数を踏んだ分だけ身になります。

むしろ数々の失敗経験こそが糧になる、経験値が物をいう世界。

であれば、せっかくこの10年トータルで見ても利益を計上している経験をここで捨てるのも勿体ない話。


というわけでこの2017年、わたくしは投資活動復帰致します!

まあ別にこれで食べていく専業投資家を目指しているわけではないので、お小遣い程度でやり取りして相場勘を養う程度に留めるつもりですが。


まずは今夜のおかず一品豪華にする利益獲得から頑張るぞ!!(笑)






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